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パイロープガーネット

＞＞マラヤガーネット通常撮影→ペンライト撮影＜＜

数あるガーネット種の中でも一際、個性ある彩りのパイロープガーネット。
ギリシャ語で炎・火炎を意味するPyroposから名前の由来が来ています。

この名前の由来に関してですが、主に超高温・超高圧なマントル上層部などの火山活動に深い関係がある地層から採掘された結晶ですので、上記の名前が付いた事にも納得が出来ます。

この”炎の様な”と例えられるカラーは鉄とクロムの含有によって引き起こされます。

特に赤みが強い物であれば赤色の起因とされるクロムが多く含まれる傾向があります。（赤であれば必ずクロムという事ではございませんが、クロムによって赤色の発色がされている他の鉱物なども多数ございます。）

この赤系カラーにに魅了された、昔の人々はパイロープガーネットを宝飾品として使用しました。

他のガーネット同様に宝飾品として使用された歴史は古く、歴史的な産地となっている、ボヘミア産のパイロープは、500年以上の歴史を誇っていると言われます。

なお、当コーナーにマラヤガーネットというガーネットがございますが、一般的なマラヤガーネットは「パイロープ」「アルマンディン」「スペサルディン」などが混ざり合った中間タイプとなりますのでこちらのコーナーに掲載しております。

様々な種類、カラーが存在するガーネットグループ。

ネーミングや使用された時代背景など様々な視点を知りつつ、お好みのガーネットを選んでいただくことでより楽しんで頂けます。

是非お気に入りの1つを見つけて下さい。

【カラーストーンチャート】

希少性：	★★★★★★★★
カラー：	★★★★★★★
透明度：	★★★★★★★★
輝き：	★★★★★★★
知名度：	★★★★★★
人気：	★★★★★★★

※宝石としての特徴を当店の独自の観点から10段階評価で表しています。
　 ★の数が増えるほど評価があがります。
　個々のルースの評価ではありません。

【産地】
アメリカ、南アフリカ連邦　タンザニア他
【和名】
苦ばん柘榴石
【モース硬度】
7-7.5
【光沢】
ガラス光沢
【屈折率】
1.74
【比重】
3.78

【その他のガーネット】